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水牛だより

2010年 12月 30日 ( 1 )

暮れていく

年末年始という状況に追いかけられてはいても、できるだけ関係なく静かに過ごしたいと思う。降誕祭は祝わなかった。その日の夜に友だちと会ったけれど、和風の食べ物にお燗酒。いつもは混んでいる店が空いていたのは、降誕祭は食べ物もほぼ決まっているからでしょう。あすの大晦日の夜は「冬の旅」だし、元旦は水牛の更新が待っているが、これらはいつもの業務だ。原稿はぎりぎりでないと集まらないから、元旦だからといって更新を前倒しにはできませんね。

年賀状はもうずいぶん前に出さないことに決めたのだった。仕事にも友情にも特に影響は出ていない(と思う)。年賀状は出さない人なのね、と思われていればいいのだ。かつては友だちには楽しんで書いていたこともあったので、もらうのはうれしい。勝手に毎年送ってくれる友だちもいる。そんなことを数人で話していたら、片岡義男さんが「年賀状がほしいの?」と聞く。「ほしいですよ、ください」と答えたけれど、きっと帰り道でそのことは忘れられたにちがいない。片岡さんの次の短編小説集の原稿がそろっている。「校正がもうすぐ終わるので出来たら送ります」と言うと「ぼくも原稿を送ります」と返された。その次の新たな短編小説集の原稿のことで、これは忘れられたりはしないで、きっと送られて来る。さらにその次の小説のこともほぼきまっている。最近はレイアウトまで担当しているから、印刷直前の状態まで自力で出来てしまう。小説家といっしょにさっさとやって、出版時期が決まるまでその状態で置いておけばいいのだ。影の仕事はおもしろい。
by suigyu21 | 2010-12-30 17:32 | Comments(1)