見た目ではない、味なのだ。という本
本屋に行くと、その日の目的の書棚をみたあとで、かならず女子供の棚も目を通す。女のコーナーとはすなわち手芸、料理、家庭の医学などの実用書。きのうはそこで『イタリア料理の本』(米沢亜衣)を見て、あまりに美しいので買ってしまった。本は家の裏の大きな書斎(=某中央図書館)でたいていは調達できるから、なるべく買うまいと思っている方針ないしは覚悟はあえなく挫折。
写真は暗い色調で、見開きにひとつ、料理そのものだけがお皿に盛られている。盛りつけ用の飾りはひとつもないのがいい。パスタなぞとても肉感的に見える。素材ににんにくやハーブを少し足して、塩とワインビネガーとオリーブオイルが味を決める(らしい)。野菜は緑色が褪せるまでしっかりと蒸し煮にする。さやいんげんやカリフラワーを歯ごたえがなくなるまで蒸したりゆでたりすると、とろけるような食感で甘みも強くなるのだそうだ。おいしそうだな、やってみよう。
本そのものの美しさも際立っている。糸かがりでよく開く。用紙も本文の色も工夫されているし、180ページほどの本なのに、しおりが二本ついているのも実用書として優れていると思う。
出版したアノニマ・スタジオには打ち合わせで行ったことがある。一階がオープンスペースで、ちいさなお店があり、そこで買った紬のような風合いの手拭いはシックなマフラーとして愛用している。また行こう。
写真は暗い色調で、見開きにひとつ、料理そのものだけがお皿に盛られている。盛りつけ用の飾りはひとつもないのがいい。パスタなぞとても肉感的に見える。素材ににんにくやハーブを少し足して、塩とワインビネガーとオリーブオイルが味を決める(らしい)。野菜は緑色が褪せるまでしっかりと蒸し煮にする。さやいんげんやカリフラワーを歯ごたえがなくなるまで蒸したりゆでたりすると、とろけるような食感で甘みも強くなるのだそうだ。おいしそうだな、やってみよう。
本そのものの美しさも際立っている。糸かがりでよく開く。用紙も本文の色も工夫されているし、180ページほどの本なのに、しおりが二本ついているのも実用書として優れていると思う。
出版したアノニマ・スタジオには打ち合わせで行ったことがある。一階がオープンスペースで、ちいさなお店があり、そこで買った紬のような風合いの手拭いはシックなマフラーとして愛用している。また行こう。
by suigyu21
| 2008-05-31 00:03
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