ルリユール
羽田野麻吏さんの工房をたずねて、ピシッとしていて、それはそれは美しい手製本(ルリユール)を見せていただく。いくつもの行程を経て、そのための時間をまとっているような、この世に一冊だけの本のたたずまいと手触り。青空文庫製本部を続けて、あるプロトタイプをつくってゆくためには、最高のできばえのものを見ることは必要だ。同じものをめざすのではなく、簡便なところにとどまる。でもその延長にあのルリユールがあることをいつも意識していよう。
日本では仮綴じの本というものは売られていない。手製本のために中身だけを作って売るのもアリかもしれないな、などと思う。
日本では仮綴じの本というものは売られていない。手製本のために中身だけを作って売るのもアリかもしれないな、などと思う。
by suigyu21
| 2007-10-18 23:25
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