水牛だより

おいしいね

とてもおいしい夕食をごちそうになった。若いシェフがひとりでやっている、カウンターとテーブル席ひとつの小さなイタリアン・レストランだ。何度か繰り返し行っているけれども、なんだか特別においしかった。アスパラガスのソテーの上に軽くスモークしたフォアグラの薄切りがのっていたりしてすばらしいのだった。

満足のあまり少し後ろめたさを感じながら帰宅した翌日、自分で作った夕食が失敗だった。三つくらいおかずを作ったが、どれもおいしいとは言いがたい。それでもみんなですべて食べた。おいしく出来ることもあれば、そうでないこともある。生きていく勤めとしての食事だと思うからか、「失敗です」とか言いながら食べるおかずはあまり残念な気はしない。ことしの夏のように暑くても、毎日二度か三度は食事をしているのだから、おいしいものばかりというのは苦しいと思う。そんな経験はしたことがないからそう思うだけなのかもしれないが、毎日かんたんに食べられればそれでいいのだ。自宅をレストランのようにしたくない。したいと思っても出来ないから心配はない。


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by suigyu21 | 2018-09-01 17:09 | Comments(0)