冬立ちぬ
満月に呼ばれるようにして空を見上げると、ビルの谷間から上ってくるときで、月は下にあるほど大きい。ちょっと得した気分。めぐってくる春に、島でまた満月バーができるらしい。満月の朧月だったらいいなあ。ずっと海辺にいて、ほろほろと湿気に包まれるるのだ。
きょうは立冬だというのに、まだペラペラのコートを着ているのがちょうどいい。電車のなかでは冷たい風が降りてきたりするし。しかし、歩いているときに道端をみると、すでに山茶花がたくさん咲いている。白から赤までのグラデーションがきれいだ。冬の花だから、きっともう冬なのだな。
トーベ・ヤンソン展を見に行ってきた。ムーミン展ではなくて、トーベ・ヤンソン展。大きく引き伸ばされた写真のひとつでは、バルト海のクルーヴハル島の夏の海で泳いでいるトーベは頭に花輪を乗せて笑っている。冷たそうな海の色だ。背後に夏の家が見える。油彩の自画像がいくつかあって、写真でしか知らないトーベ・ヤンソンだけど、その写真と違和感がないどころか、写真から感じるイメージがさらにとんがっていくのだった。
きょうは立冬だというのに、まだペラペラのコートを着ているのがちょうどいい。電車のなかでは冷たい風が降りてきたりするし。しかし、歩いているときに道端をみると、すでに山茶花がたくさん咲いている。白から赤までのグラデーションがきれいだ。冬の花だから、きっともう冬なのだな。
トーベ・ヤンソン展を見に行ってきた。ムーミン展ではなくて、トーベ・ヤンソン展。大きく引き伸ばされた写真のひとつでは、バルト海のクルーヴハル島の夏の海で泳いでいるトーベは頭に花輪を乗せて笑っている。冷たそうな海の色だ。背後に夏の家が見える。油彩の自画像がいくつかあって、写真でしか知らないトーベ・ヤンソンだけど、その写真と違和感がないどころか、写真から感じるイメージがさらにとんがっていくのだった。
by suigyu21
| 2014-11-07 21:55
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