水牛だより

ダラっと作る

「アイデア」の最新号(2011.2)は「平野甲賀の文字と運動」という特集だ。表紙にはシアターイワトのオレンジ色のシャッターの前にいつもの平野さんが立っている。このオレンジ色の印刷のために特色を使ったというのはどこで読んだのだったか。確かにイワトの実物はこんな色ではない。

インタビューのなかで平野さんが「水牛通信」について「楽にやるのが一番いい。出たとこ勝負でダラっと作るのが長続きするコツですね。そうするといろんな人が参加しやすいし、いい感じのものが出てくるんです。作っているときも笑いが絶えなかった。」と語っている。

ほんとにその通りだったなあ。もうひとつ付け加えるなら、水牛には会議というものが存在しなかった。だからダラっと作ることが出来たのね。みんなで集まることは数限りなくあった。誰かのほんの少しの相談ごとのために集合すれば、あれこれ言い合って、問題はすぐに解決する。そしてその後の長い時間はみんなで食べたり飲んだり喋ったり。それがみんなの第一の目的だったと思う。それぞれの仕事のアイディアをそこから発展させたりもしていたのは、小さな集まりが自分たちのことだけで収まらなかったからだ、と今ならわかる。
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by suigyu21 | 2011-02-25 22:18 | Comments(0)