波に乗る
今朝、青空文庫で片岡義男さんの『波乗りの島』を公開した。
片岡プロジェクトの第一段階として、「ハワイ四部作」の公開完了! めでたい。『波乗りの島』の定本は片岡さんの指定によって双葉文庫版を使った。著者自身による改定版で、出版されたのは四作の最後だけれど、改訂のもとになった初版は四部作の最初の位置にある。四部作の公開を決意したとき、テキストの量がもっとも多い『波乗りの島』だけが手元になかった。それで逆順で公開していくことにしたのだった。
本からかんたんにテキストデータに出来るお利口なスキャナーがあることは知っている。が、しかし、四部作はあえて手を使って入力した。一冊分の文字のすべてを手でなぞるのは時間がかかるけれど、著者が書くために使った時間よりは短いでしょう、たぶん。入力を続けて時間が重なるほどにいろんな要素が加わってきておもしろくなるという発見もあった。
片岡プロジェクトはまだまだ続く。次の公開はぐ〜んと新しい作品になる予定です。
片岡プロジェクトの第一段階として、「ハワイ四部作」の公開完了! めでたい。『波乗りの島』の定本は片岡さんの指定によって双葉文庫版を使った。著者自身による改定版で、出版されたのは四作の最後だけれど、改訂のもとになった初版は四部作の最初の位置にある。四部作の公開を決意したとき、テキストの量がもっとも多い『波乗りの島』だけが手元になかった。それで逆順で公開していくことにしたのだった。
本からかんたんにテキストデータに出来るお利口なスキャナーがあることは知っている。が、しかし、四部作はあえて手を使って入力した。一冊分の文字のすべてを手でなぞるのは時間がかかるけれど、著者が書くために使った時間よりは短いでしょう、たぶん。入力を続けて時間が重なるほどにいろんな要素が加わってきておもしろくなるという発見もあった。
片岡プロジェクトはまだまだ続く。次の公開はぐ〜んと新しい作品になる予定です。
by suigyu21
| 2011-01-10 21:20
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