仕事は人です
ボイジャーの社長、萩野正昭さんの初めての本が出版された。『電子書籍奮戦記』、ぴったりなタイトルで、ときどきタイトル以上にいってしまう中身はほんとに萩野さんの生きかたそのもの。魅力的にまとまっていて、うれしいな。
萩野さんをボイジャーに最初に訪ねたのは、たしか1993年だったから、かれこれ20年近く付き合っていることになる。社員のみなさんよりボイジャー歴は長いのよ。いくつか最前線の仕事もさせてもらったし、青空文庫もボイジャーなくしては生まれなかった。そうだ、水牛のCDの販売もしてもらったのだった。
20年つきあってこられたのは、仕事そのものがおもしろかったのと、萩野さんという人間が愉快だったから。仕事と人とにバランスよくかつおもしろくつきあえる機会にめぐまれたのだ、と自覚したのは、知り合って間もないころ。そう自覚したときに、とことんつきあってみようと決めたのだった。
仕事と人と。ボイジャーの前は水牛通信ですね。これは津野海太郎さんとのつきあいだった。ボイジャーはちゃんとした株式会社だが、水牛はただの集まりで、金銭的責任はまったくないとは言えないにしても、ない方向に大きく傾いている。しかもお互いに飽きやすい性格だったために、あれこれ工夫して楽しんだ。固定電話が唯一の連絡手段で、その電話がきらいな津野さんに、一日何度も電話していた記憶がよみがえってきた。
新たな仕事と人と、は片岡義男さん。新たな、とはいいつつ、もうすぐ10年だ。
仕事と人と、は関係だから、こちらからの一方通行はあり得ない。こちらにとってはそこがいつも悩ましくも楽しい。
萩野さんをボイジャーに最初に訪ねたのは、たしか1993年だったから、かれこれ20年近く付き合っていることになる。社員のみなさんよりボイジャー歴は長いのよ。いくつか最前線の仕事もさせてもらったし、青空文庫もボイジャーなくしては生まれなかった。そうだ、水牛のCDの販売もしてもらったのだった。
20年つきあってこられたのは、仕事そのものがおもしろかったのと、萩野さんという人間が愉快だったから。仕事と人とにバランスよくかつおもしろくつきあえる機会にめぐまれたのだ、と自覚したのは、知り合って間もないころ。そう自覚したときに、とことんつきあってみようと決めたのだった。
仕事と人と。ボイジャーの前は水牛通信ですね。これは津野海太郎さんとのつきあいだった。ボイジャーはちゃんとした株式会社だが、水牛はただの集まりで、金銭的責任はまったくないとは言えないにしても、ない方向に大きく傾いている。しかもお互いに飽きやすい性格だったために、あれこれ工夫して楽しんだ。固定電話が唯一の連絡手段で、その電話がきらいな津野さんに、一日何度も電話していた記憶がよみがえってきた。
新たな仕事と人と、は片岡義男さん。新たな、とはいいつつ、もうすぐ10年だ。
仕事と人と、は関係だから、こちらからの一方通行はあり得ない。こちらにとってはそこがいつも悩ましくも楽しい。
by suigyu21
| 2010-11-23 22:03
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