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水牛だより

白いつぼみを食べる

カリフラワーは菜花の一種で花を食べる野菜なのだそうだ。あの密集した白いつぼみはそのままにしておくと、やがては黄色い花になるらしい。菜の花やとう菜やかき菜やアスパラ菜、春だけ出回る少しだけ黄色い花のついている菜っ葉が好きで、手に入るあいだはほぼ毎日食べる。だからカリフラワーが好きなのも当然だったのだ。歯ごたえを残して調理したものをおいしいと思ってきたが、歯ごたえのないほどぐずぐずにしたものはさらにおいしいことを発見。

大きなものなら四つくらいに切って、塩をしたお湯でくずれそうになるまでゆで、そっとお皿にとってオリーブ油なんぞをかけて食べる。あるいは塩胡椒にニンニクをすり込んだ豚肉のかたまりを表面だけちょっといためてから、小さく切りわけたカリフラワー一個分をまわりにざっとほうりこんで、お酒を少しふりかけてから蓋をし、限度いっぱいの弱火で蒸し煮にする。豚肉は豚肉でしかないけれど(でもとてもやわらかくなる)、ぐずぐずにとろけそうなカリフラワーは想像を超えたおいしさで、こうした食べ方に地中海のあたりが原産だというカリフラワーのお里を実感する。
by suigyu21 | 2009-06-21 16:13 | Comments(0)