水牛だより

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製本ワークショップのみなさんへ

「楽園」の公演のときにロビーを飾ったみなさんの労作、終演後に返送する約束をしました。忘れていません。でも、あの光景をおそらくほとんどのかたが見ていないので、次回のワークショップのときに、もう一度現物をずらりと並べて、じっくり眺める機会を作りたいと思います。そのときまで労作はイワトで預かってもらうことに。ご了承ください。

とはいえ、自作は手元においておきたいという気持ちもよくわかりますので、いったん返送してくれ、というかたにはお送りします。お知らせください。

次回は3月14日(日)の午後です。
リクエストの多かった、交差式と和綴じをやってみようかと考えているところです。いかがですか?
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by suigyu21 | 2009-12-28 00:13 | Comments(1)

ひっそりとしている

ほとんど読むだけだけど、ツイッターから帰ってくると、ブログの静けさにほっとする。ひっそりとしていていい。

今年出した唯一の水牛のCDは「富樫雅彦/Steve Lacy/高橋悠治」で、エッグファームでの10年前のライブのものだ。演奏者三人のうち二人はすでに亡い。10年前の音源をいま出すことにしたのは、そのライブを主催したエッグファームの強い希望があったから。そんなふうに後押ししてくれる力があると、ものごとはすんなりとすすむ。

水牛のCDのうち、「記号説/うむ」は作った500枚を完売して、もう追加はしない。これは共同制作したnaya collectiveと初めから決めていたことだ。CDを作り始めたときには、どんなものであれ、品切れとか絶版にはするまいと思っていて、いまもそういう態勢にはなっている。でも、CD(の中身)にだって寿命というものはあるだろうと思うようになった。それで、「水牛楽団」がちょうど品切れになったときからそのまま追加をしないで様子を見ている。CDにしてすでに1000枚以上は販売したのだから、このまま作るのをやめたとしても、いつかまた誰かの手でよみがえるという可能性は夢見ることができる。

「冬の旅」のように、毎年恒例となってコンサートを続けている場合には、CDも作り続ける。ライブを聞いて、CDを聞くと、なかなかおもしろい。CDはもう4年以上前の録音だから、ことしの斎藤晴彦と高橋悠治とは細胞レベルからして別人だ。何回も演奏を重ねていると、同じではありえないことはわかるけれど、それなのに底のほうにあるなんだか変わらないものにも気づく。
大晦日の「冬の旅」はまだ予約を受け付けています。
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by suigyu21 | 2009-12-26 20:55 | Comments(0)

ボロは着てても

世田谷ボロ市。朝開始の合図にドンとなる花火の音を聞くと、やっぱりいってみたくなる。どんなに忙しくしていても家にいるのなら、ちょっとだけ、と思ってでかける。近いから。毎年おなじようでいて、少しちがう。ボロ市通りを往復して、さいごに焼き鳥で升酒をいっぱいやって、図書館のあたたかいロビーのベンチでひと休みする。これが毎年のコース。

ある年、藍染めのエプロンのようなものを買った。700円だったかな。隠しポケットがついていたので、そこを探ったら1000円札が3枚入っていた。ご祝儀と思い、ありがたくいただいた。ことしは手拭がヒット。落語家やお店が配るためのものが、1枚100円。大量の山のなかからおなじみの名前が出てきて、楽しい。手拭は必需品でもある。あまりしっかりしていない薄めの晒が使いやすいと思う。安いほうへと好みが傾いてゆく傾向にあるみたい。
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by suigyu21 | 2009-12-16 11:02 | Comments(2)

日々というもの

ここ数日は例のツイッターにはまっていた。はまる、といっても、夢中になって時を忘れるということではなくて、どんなものなのか、ちょっと書き込みしながら見て回るちいさな旅のようなもの。環境および年齢からいって、そんなに知り合いは多くないけれど、ともかくごちゃまぜなところは好きだ。やってみたい人は招待しますよ。やってる人はフォローしてね。
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by suigyu21 | 2009-12-08 20:22 | Comments(1)

サブリーンをおもう

JIM-NETがおこなったサブリーンのお別れ会に行った。
バレンタインの義理チョコを発売以来毎年買っているので、いや、買う、というのはこの場合は正しくない。500円寄付すると、チョコがひとつもらえる、という仕組みでした。チョコのパッケージにはイラクの小児がんの子どもたちの絵が印刷されている。だからサブリーンの絵はわたしにとってはすでになじみのものといってもいいと思う。いろんな子どもの描いた絵のなかからサブリーンの絵を特定できたりもします。でも40枚も一度に見たのははじめてのことだった。魂が踊っている。

臨終のとき着ていた赤いワンピースと、スカーフ、ネックレスやサングラスなどのほんの少しの遺品は、遺言によってすべてJIM-NETにゆだねられたという。遺品とともに、サブリーンは象徴としての存在となってこれからも生き続ける。それは彼女の意志でもあるのですね。
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by suigyu21 | 2009-12-03 14:21 | Comments(1)