水牛だより

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楽園のあとは

「楽園」はもうきょうが楽日になってしまった。製本ワークショップのみなさん、何冊もの「楽園」の台本は、入口のところ、バックライト付きのテーブルの上にきれいに並べられていましたよ。ワークショップのあとで何冊か提出してもらったものがあり、それらも加えての堂々のにぎやかさ。にぎやかなステージにさらに華を添えていた。カメラを持っていかなかったのが悔やまれる。次回のワークショップのときまで全冊預かっておいて、みんなでもう一度ゆっくりと鑑賞しようと思い始めている。素材はおなじでも、出来上がりの感じはおなじではない。その違いを前向きに受けとめるには、自分で作った経験が一番ものをいうと思う。作っておしまい、ではありません。

次のワークショップは来年2月の終わりから3月の始めの週末になる予定です。
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by suigyu21 | 2009-11-29 14:01 | Comments(0)

ふしぎな楽園

大晦日恒例の「冬の旅」のリハーサルをきのうの夕方イワトで。本番はもう何度もやっているけれど、何度目だって本番前にはいつもちゃんと何度かリハーサルをしているのです。予定の時間より早く着いたので、劇場で「楽園」の稽古をちょっと覗いてみた。さいごに近いシーンらしいけれど、なんだか思いもよらない光景が繰り広げられている。原稿をもらってからひょうげん塾ワークショップの製本用にレイアウトとプリントをしたので、一応読んではいたのだが、あんな光景は予想すらだにさえもしなかった。公演はぜひとも見なければという気持ちに襲われてしまったなあ。製本したみなさん、必見だと思いますよ。出演者もスタッフも20代、30代でみんな若いのもよさそう。ノックアウトされてみたい。
作者の立山ひろみさんのブログもどうぞ。

「冬の旅」は氷や寒さがだいじな要素だ。夏の旅はどうなのか、という話になって、暑さや蚊の大群や蝉の鳴き声などだねえ、そういうの作って「夏の旅」ツアーやろうよ、と盛り上がる。
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by suigyu21 | 2009-11-19 14:17 | Comments(1)

いろとりどりの

さまざまな緑の上に紫キャベツとトレビスビター、それに赤いラディッシュととうがらしが並んでいる。美しい。月に一度とどく小泉循環農場の野菜の段ボール箱はあけるまで、なにが入っているのかわからない。そのときに畑で採れたものが入っているわけで、こちらから何をと注文はできない仕組み。箱は重いときもあれば軽いときもある。野菜の花が入っているときにはそれも食べてしまう。もう30年近く毎月届けてもらっているからおなじみではあるけれど、箱をあけるときはいつも新鮮な心地ががする。

いくつかの野菜は種も採って育てられていて、名前はおなじでも集約的に作られているものとは姿も味もちがうのです。昔ながらの、と言ってしまうと、それともちがう。そんなに素朴であるはずがない。最先端になってしまったというのがふさわしいのかもしれません。
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by suigyu21 | 2009-11-16 21:55 | Comments(1)

それなのに、なぜ?

製本ワークショップが無事にすんだ。
習うことは好きだけれど、教えるのは苦手。(それなのになぜ? まったくです)習う立場からすると、ちゃんとした教科書があらまほしい。そういうのを一回ごとにあらかじめ作って配ったらどうかしら、と相棒の四釜さんに言うと、いや、やりません、とキッパリ言われるのだった。そしてそれはおそらく正解なのですね。小さな部分のやりそこないはいつもついてまわるにしても、出来上がったものに失敗作というものはないし、そこから次に開いていくことができる。

この誇らしげなひとたちを見よ!
野口さん
さがさん

糊の使いかたはいつも謎です。ボンドの容器には「水溶性」と書いてあるけれど、あの不透明な白さや粘り気を見ると、水となかがよいとは到底思えない。でも水を加えるとちゃんと均一に混ざり合って、扱いやすくなる。強い接着力が必要なときはボンド、紙と紙を貼り合わせるときはやまと糊、紙と他の素材(布や皮など)を貼り合わせるときはボンド、とやっとおおまかにわかってきた。
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by suigyu21 | 2009-11-09 21:20 | Comments(0)

ためしに

ワークショップが近づいてきたので、「楽園」の台本を製本してみる。少ない技術、少ない道具、少ない材料、と三拍子そろっているが、それだからこそかっこうのいいものにしたいと気合いを入れる。それがよろしくないのか、あれこれと齟齬が。。。ああ、見返しの紙が糊で延びすぎた、とか、背のボール紙の寸法が微妙に合っていないかも、とか言っていると、そんなことでは製本の展示会はできないな、という声が聞こえる。展示会ね。それはあまり考えに入っていません。「楽園」公演のざわつくロビーの片隅にいろんな装幀の台本が並んでいる、というのが好きな光景だ。

イワトひょうげん塾製本ワークショップ三回目は11月8日午後1時から5時頃まで。上製本を中心に「楽園」のいろんな装幀をためします。好きな文庫本を上製本に装幀しなおす、のでも可。はじめてでもだいじょうぶ、帰りには自分の作った本を手にしているはずです。ぜひ参加してください。
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by suigyu21 | 2009-11-01 15:22 | Comments(1)