水牛だより

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ブルーを選んだ

フランス語では、青は夢の色。たとえば、「すべてを青く見る voir tout en bleu」という表現は、「ものごとを楽観的に考える」ことにほかならない。おとぎ話のことも、「青いお話 conte bleu」という。
(宮下志朗『本を読むデモクラシー——“読者大衆”の出現』刀水書房)
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by suigyu21 | 2008-10-29 23:24 | Comments(2)

悩む、悩まない

朝刊の広告に『悩む力』(姜尚中)が50万部突破! とあるのを見て、思わず笑った。『悩まない力』(アルポムッレ・スマナサーラ)を読んだばかりだったから、このタイトルの違いがおかしくてたまらない。

悩まないほうは「夢いっぱいの人生は、かえって生きにくい。空っぽの自分を自覚して謙虚になれば、悩みはたちまち消える! 初期仏教の長老が語る、人生に起こる「さまざまな悩み」を解決する「力」の身につけ方。」というもの。生きていることに意味はない、と長老に論理的に説明されて断言されると反論の余地はない。特に悩みがあったわけではないけれど、読んでとてもすっきりしたので、悩みがちな友だちに送ったら、悩むという趣味がなくなるのはさみしい、というメールが来て、また笑った。
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by suigyu21 | 2008-10-20 16:53 | Comments(1)

お似合い?

書斎をほしいと思ったことはないが作業場はあったらどんなにいいだろう。自分の机はPCと紙などの山でスペースがない。食卓はへりに角度がついているせいで、作業しにくい。だからソングブックなどの製本はアイロン台の上でやっているんだもの。ビンボーくさいが、意外にやりやすいんです。お似合いの作業台、というところでしょうか。

マンションの外周りの改修工事がおこなわれているため、白い幕が建物のぜんたいを覆っている。どの窓の外も白い幕。ふだん特別すばらしいものが見えるわけではないけれど、なんだかつまらない。気温もお天気もにぶくしか伝わってこないし。しかし昼間から電灯をつけて工事の音の中で作業をしていると、むかしの町工場にタイムスリップした気分に陥って、なぜか効率よく仕事がすすんでいく。これもお似合いの環境、ということなのでしょうか?(笑)
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by suigyu21 | 2008-10-08 14:25 | Comments(1)

12歳のコウスケくん

「ぼくは12歳」は鈴木光介さんにうたってもらうことになりました! トロイメライで12歳のカイだった彼に、12歳のままで。実際は20代後半のようですが、若返ってもらいます。新井純さんも迎えて『高橋悠治ソングブック』に入っている「祖母のうた」などを。純さんには実際よりも歳をとってもらうわけです。ソングブックを聞く、とでもいう一夜は、2009年1月29日(木)、シアターイワトでのうたのイワトの初日です。詳細はまたあらためて。

ソングブックの予約はメールで受け付けていますが、糸でかがるという他に工夫したことをもう一つだけ。歌にはたいてい言葉がついています。歌詞は曲のおしまいの余白か、巻末にまとめて載せられていることが多いと思います。わがソングブックでは詩だけを別冊にしてみました。楽譜を見ながら詩もちゃんと読めるように。いい考えでしょ?
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by suigyu21 | 2008-10-02 13:09 | Comments(1)