水牛だより

記憶のかなたから

うたのイワトのためのリハ、2回目は新井純さんの番。「祖母のうた」「名前よ立って歩け」「最後のノート」「おやすみなさい」など。彼女も全曲はじめて歌う。おなじ歌なのにわたしの記憶のかなたから聞こえてるものとはちがう。あたらしい声を得て歌が脱皮しているようでおもしろい。

中屋幸吉の詩による「名前よ立って歩け」と「最後のノート」はなんとなく男の歌のような気がしていたけれど、純さんの澄んだ明るい声で聞くと、またいいんです。沖縄の女の人が歌うときのようなき〜んと鋭い声というか発音というか、そういうふうにやってみてはどうか、と提案してみる。
「おやすみなさい」は三絃でなくピアノの伴奏で。伴奏者は次までにちゃんと考えると言っている。
「祖母のうた」の詩はご存知、木村迪夫さん。当日詩の朗読をしてもらえないか、お願いしてみようと思う。上山はきっと雪に埋もれていて農作業はお休みだろうから、他に予定がなければ木村さんはきっと来てくださるにちがいない。

リハはシアターイワトの2階でやっている。階下の劇場では時々自動が稽古中で、ときにコーラスの声などが聞こえてくる。お茶を入れに給湯室に行ったら、ガス台の上に鍋がふたつのっていて、おいしそうなスープが煮えていた。いい劇場だなあ。
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by suigyu21 | 2009-01-11 18:53 | Comments(0)